学生以来、30年ぶりに描いた「絵画」です。ペンションの

乗馬の先生をしているお嬢様にスケッチブックと水彩道具を

借りて描いてみました。パースと違って自由に楽しく描くこ

とができました。

鉛筆スケッチに、透明水彩絵の具で着彩しました。仕上げは、色鉛筆でコン

トラストを付けるなどのタッチアップをしました。

昔は、宿場町の街道筋にある旅先案内所であったという旅館。

右手奥には、茅葺き屋根の民家が見えるほのぼのした山国です。

ペン画に透明水彩で仕上げました。

この作品が旅館の女将(おかみ)さんから依頼された旧田端屋旅館です。

今では見られないので記念として残しておきたいとのことでした。

大正時代は、案内所の看板は、屋根付きの丸太で立てられていたようです。

ペン画タッチで描いた後、この時代は、カラー写真がないため、セピア

トーンで着彩しました。けっこう旧館のイメージが出せたと思います。

旧家を旅館仕様にリニューアルしたようです。明治の模倣建築を思わせる

ロビーです。室内表現は光と影が自由に表現したところがポイントです。

左手にヨットハーバーがある逗子海岸です。

画面に軽く水を塗っておき、透明水彩絵の具を筆でにじませることで、

空は柔らかくほのぼのと、海は波が光るように着彩します。

山梨県北杜市白州町島原にサントリー蒸留所があります。

蒸留所の入り口に来ただけで何とも言えない香りが・・・たまりません。

ペン画タッチに色鉛筆で着彩しました。色鉛筆でも以外と迫力を出すこと

ができました。